24時間ジムの無人運営を実現。
コストを抑えながら多くの方が利用できる
環境を整備

Treatment Fitness ORSA(オルサ)
ジム

サマリー

<導入前の悩み・課題>

・24時間ジム運営のために入退室管理を無人化したい
・コストを可能な限り抑えたい

<導入後の成果>

・bitlock PROと他の設備の組み合わせにより無人運営を実現
・他社と比べ1/3のコストながら要件を全てクリア

自身の経験から、整体リハビリ×フィットネスが可能なジムに挑戦

Treatment Fitness ORSA 寺井様

私は理学療法士という資格を持っていまして、ずっと病院でリハビリを担当してきました。

しかし、医療保険でまかなえる期間はは5~6ヶ月という制限があったり、 特に外来リハビリを希望されるでは制限は更に厳しく、リハビリを受けたくても受けられない方が数多く存在しているという事実があり、以前から自分にできることを模索していました。

また、リハビリではマンツーマンの運動療法(整体+トレーニング)の他にセルフトレーニングが重要になってくるんですが、自宅で進んで運動を実施できる方はそう多くない印象を受けていました。

そんな問題を解決するためにも自由にセルフトレーニングを行える場を作りたいという考えもあり、整体リハビリとフィットネスを組み合わせたジム「Treatment Fitness ORSA(オルサ)」を個人経営で始めました。

オフィス兼ジム兼リハビリ施設というイメージで、半分ジムスペースでもう半分に治療ベッドを置いてリハビリ・整体ができ、自分の作業もできるような形にしています。

一人経営でも24時間ジムを実現するため、入退室管理を無人化できるbitlock PROを導入

ジム施設を一人で経営する上で、できるだけ全て自動化したいと考え、利用状況をカメラで遠隔から確認できるようにしたり、室温によってエアコンのON/OFFが自動で切り替わるようにしたりといった設備導入を進めていました。そういった状況から、扉の開閉に対する自動化にも取り組みたくスマートロックが気になっていて、何社か見た中で一番デザインが良く費用も抑えられ、故障時の保証もあるということでBitkeyさんの製品を選びました。

リハビリのみのサービス提供では利用層に偏りが出てしまうかと思うのですが、老若男女問わず幅広い層に利用していただきたく、24時間ジムのサービスも同時に運用しようとの考えから、bitlock PROの導入に行きつきました。bitlock PROさえあれば、どんな時間でも自由に使ってくださいね、ということが容易にできるようになるんですよね。

他社と比べてコストが1/3、ICカード対応と故障時の保証も魅力

私の場合、個人事業主で起業も初めてだったので、大きく失敗しにくい状況を初めから作っておきたくて、固定費を極力抑えたいという考えを強く持っていました。他社のスマートロックも色々調べたのですが、サブスクの商品は金額が高く、買い取り型の場合は、鍵の登録数に制限があったりカードリーダーが付いていなかったり、故障時の保証がなかったりと、要件に合うものがありませんでした。

Bitkeyさんの場合、他社と比べてこれらの課題を解決した上でコストが1/3で済みますし、保証も充実しているので必然的に残りました。会員さんがジムのロッカーを使う際、荷物と一緒にカードキーも鍵付きロッカー内に収納するかと思うのですが、荷物とカードキーを鍵付きロッカーに収めたまま隣のコンビニへ行ったり、別フロアのトイレへ行ったりする際にわざわざロッカーからカードキーを取り出す必要性が生じます。その煩わしさを解消、利便性を向上させるために鍵付きロッカーのリストバンドキーにICタグの取り付けを行い、荷物とカードキーをロッカー内に預けたままbitlock PROの解錠を可能にしました。

現在ではICタグをお客様に配ってしまってもICタグ自体のコストが非常に安価であり「数日間だけジムを利用したいスポット利用のお客様用サービス」などにも積極的に使っていきたいと考えています。鍵の有効日時を指定して期限切れになったら破棄してもらえば、通常の鍵のレンタルでは返却時にかかってしまう手続きの労力を削減できます。

テレビ電話を用いた設置サポートでスムーズに導入が完了

導入が全てインターネット上のやりとりのみで済んだのは非常に便利でした。 来ていただいて設置サポートとなるとBitkeyさん側もコストになるだろうし、自分も予定合わせるのが大変なので、メールサポートだけかなと初めは思っていました。しかし、実際には良い意味で期待を裏切られ、bitlock PROを設置するタイミングで、テレビ電話で会話しながらリアルタイムに1から10まで設置サポートをしていただけたのは驚かされました。手厚いご厚意まことに感謝しております。

導入時点で困った点を一つ挙げるとするなら、HPに事例紹介がまだない頃だったので、どんな使い方ができるのかがすぐには分からなかったことでしょうか。ですが、「こんな使い方はできますか?」と担当の方に相談に乗ってもらいながらサービスを煮詰めていくのは悩ましいというより、楽しくも感じました。

bitlock PROとネットワークカメラ、遠隔対応可能なインターホンの組み合わせでジムの無人運営を実現

設置されたbitreader

元々考えていたbitlock PROは、無人の時でもお客様が自由に出入りできることを主な用途としていましたが、宅配の受け取りを無人化するということにも活用しています。ジムでウォーターサーバーを設置していて、水の配送が定期的に来るのですが、私の出勤時間がバラバラでジムにいない場合が多く、荷物が届いた際、スマホで遠隔対応できるインターホンを使って応対し、その後スマホアプリからbitlock PROで遠隔解錠して荷物を搬入してもらっています。

この遠隔対応できるインターホンは同じ物を2台購入し、玄関口と施設内に設置しています。ジム内部のインターホンは私への連絡用ツールとして利用しています。その他、ジム内に設置しているカメラもスマホアプリに対応しているので、どこにいてもスマホでインターホンの応対ができて利用状況の確認もできる状態になっています。これらの設備とbitlock PROを併用することで、個人でのジムの無人運営が実現できています。

休館時の鍵無効化も手間をかけずに一括で設定

また、デジタルキーの利点として、鍵の破棄がすぐにできるのは便利な特徴と感じています。新型肺炎の影響で一時的に休館していたのですが、休館中にお客様が誤って入館されないよう、権利設定で鍵の権限を「無し」にしたグループを作り、お客様全員のアカウントをそのグループに移すことで、一括で権限変更ができ、休館中の対応がスムーズに済みました。鍵全体を無効にすると自分や運営側の人間が入れなくなってしまうので、お客様の鍵だけ停止するような、一時的な権限変更が簡単に評価できるポイントでした。

契約したオフィスパック(現:bitlock Starter Kit)にはカードリーダーが2台ついてくるのですが、退室のログは不要と考えていて、会員さんも退室時はbitlock PRO本体のボタンを押せば解錠できるので、2台目のカードリーダーは受付においてカード登録用として使っています。あとは会員さん以外の来客時にその2台目のリーダーを使って、出入り口まで行かずに遠隔から解錠するという使い方をしています。このようなアレンジした使い方ができる点も、bitlock PROおよびリーダーのようなワイヤレス端末の利点と言えるのではないでしょうか。

必要なことは実現していて満足、今後使いたい機能もまだ沢山

全体を通して、元々必要だと思っていたことは実現できているので満足しています。逆にbitlock PROがなかったらジムを開設できていなかったくらいです。私自身、スマートロックは24時間ジムに欠かせないアイテムだと考えていたのですが、お客様からは「カッコいい」とか「こんな便利なものがあるんですね」と珍しがるような大きな反応が頂けたことは意外でした。

欲しい機能としてBitkeyさんに要望を出していた、曜日指定の鍵発行機能が使えるようになっているので、曜日や時間帯を限定した料金メニューを提供するためにこの機能を活用していきたいと思っています。

また、スマホの交通系ICにも対応したということなので、そちらの機能もサービスで運用していきたいと思っています。
ただ現状は、一般のお客様ですとカードキーは抵抗なく利用してもらえるのですが、スマホとなる、どうしても十分な説明が必要で導入難易度は比較的高くなってしまいます。小松市近辺では交通系ICカードもまだ普及途中の段階にあるので試験導入を今後検討しています。

このようにユーザーの声を元に日々アップデートを行い機能が拡充されていくので、アップデートの通知が来た際にはワクワクしながら読ませていただいております。1人のユーザーの意見をこれほど再現されているというのは大変珍しく、素晴らしいことだと感動を覚えるのと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。

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